Country Pubs & Inns
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ここは、訪ね歩いた英国のカントリーパブやインを紹介するページ。あまりお酒が好きではないので出されているビールの銘柄とか味とかよくわかりませんが(こちらはリンク先のサイトで調べてみてください)、景色がよかったり、建物が美しかったり、家族で行って楽しめるパブなどを紹介します。どうぞよろしく。
[ ]内は、レディング(ロンドンの西40マイル)からの所要時間(基本的に車で)。
のマークは、特に Family Welcome のパブです。
All photos in this page taken by K Abe


The Anglers Rest
イングランドの西部デヴォン地方の小さな村 Drew-Steignton にあるパブ。キャッスル・ドローゴという小さな(英国で最も新しい?)お城がある村です。1泊しただけですっかりくつろいでしまう場所。近くには Chagford、Moretonhampstead など感じのいい町や村があります。[3hrs]
デヴォン地方と言えば、クロッテッドクリーム(生クリームをさらに濃縮した感じ。スコーンにつけて食べると美味)と妖精(?)が名物。ダートムーアの近くにはこんな妖精の店が...。
※ここを訪ねたのは数年前なんですけど、紹介しようと思っていて写真が見つからなかったりしてできなかったんです。他にもそうしたパブがたくさんあるので、写真が見つかり次第紹介します。


The Three Crowns イングランドの西部デヴォン地方の小さな町 Chagford の広場にあるイン。(チャグフォードには茅葺きの銀行があります!)ニューイヤー・イブの午後3時過ぎ、すでに日が暮れようとしています。クリスマス〜新年のための電球の飾りに明かりがつき始めています。[3hrs]


Riverside Freehouse
コッツウォルズ地方の小さな町 Lechlade の入り口、石造りの橋のたもとにあるパブ。ここはいくつかの川の支流に囲まれ、アンティークの店が軒を連ねる落ち着いた町。北には Burford、Bouton-on-the-Water、Stow-on-the-Wold と美しい町や村が連なる地域です。[1hrs]

The Green Man Inn
F1開催の地として有名なシルバーストーン村にほど近いイン(Silverstone villageからA43沿いにBrackleyに向かって数マイル)。コンサバトリー(温室のようにガラス張りになった部屋)部分にレストラン、屋外には広い遊び場もあり、看板と同じグリーン・マンがいます。 [1.5hrs]

Boat Inn 英国中部(Midland)に位置する大学町 Loughborough の小さな運河沿いに立つボート・イン。地元の絵はがきにも載る名物パブ(らしい)。ラフバラの皆様、運河にゴミを投げ込むのはやめましょう。[3hrs]
The Otter
上記ラフバラから Kegworh に抜ける道とソアー川(River Soar)に挟まれた「かわうそ亭」。食事も楽しめるパブです。写真左側に川がありボートも何艘か停泊、美しい景色が広がります。店の名前通りの看板もかわいい(英国の釣り人ってほんとにこんな格好なんです)。[3.5hrs]

The Robin Hood
Nottinghamshire の Sherwood Forest と言えば、あのロビンフッドの森。Forestといっても往事とは違い、今はちょっとした林と言った趣。ビジター・センターがあり、羽のついた緑の帽子と弓矢のセットを買ってシャーウッドの森を探検できます。こうした名所近くには当然のごとくあやかりのパブがあるもので、Edwinstoweにはロビン・フッド亭がにぎやかに開業。今回は行けませんでしたが、もう少し東には「ロビン・フッド・ワールド」もあるそうです。
[4hrs]
The Barley Mow レディングからオックスフォードへ A4074 を行き、Dorchester で左折して Abingdon に向かうとすぐに Clfton Hampden という村があります。村に入って小さな橋を渡ってすぐのところにある、ジェローム・K・ジェロームが「ボートの三人男」を書いたというので有名なパブです(実際には何度か来たことがあるという程度らしいのですが...)。写真の裏側に川に面した中庭があります。茅葺きの2階部分には天井が低い客室がいくつかあるから、インというべきなんでしょうか。
[40min]
The Plough 同じく Clifton Hampden にあるパブ。こちらはクロムウエルの従兄弟の幽霊が出るというのでこれまた有名。どちらも茅葺き屋根の白壁で、雰囲気です。もっともパブに限らず、この付近の家並みはほとんど茅葺きなんですね。
オカルト好きな人は、この地にあるセント・マイケルズ教会を訪ねると良いでしょう。小さな教会ですが、イギリスの最西端にあるセント・マイケルズ・マウントから北東に伸びるドラゴン・パス(春分の日の日の出の方角に一致するラインで、レイラインでもある)上に建てられています。おそらくケルトの昔からメルクマールだった土地と思われます。[40min]

Marmaid Inn ロンドンの東南、ライ(Rye on the sea)の町にある老舗のイン。昔は海賊の根城になったとかならなかったとかいう古いパブです。海沿いで丘になったライの町自体がとても可愛く、アンティークショップなども多いので、ここを拠点に(意外にお手頃値段...)街並みを散策するのもよいと思います。フランスに近くあちらから観光客が来るせいか、ライの食べ物は英国らしからぬ美味しさです。[3hrs]
パブの看板 英国のパブやインの看板はバラエティに富んでいるだけでなく、その地域の歴史や社会背景を映していて、とても面白いもののようです。有名なパブの看板は、そのレプリカ(というよりかなりいい加減な模写)が売られています。スコットランドの名門ゴルフコース、セント・アンドリュースのクラブハウス内にあるという"The 19th Hole"というパブの看板のこのミニチュアも、縁日で買い求めました(確か£5ほど)。セント・アンドリュースにはまだ行ったことがないので、本物とどれぐらい似ているのかはわかりません。これからしばらく集めようかと思っています。

Land's End イングランドの最西端、ランズエンドに建つ"The Land's End Hotel"内のパブ。言うまでもなく景色は最高です。ショッピングモールや遊技場のようなものもあります。近くには、 The First and Last House という、その名の通りの家があり、現在は紅茶を出したり、土産物を売ったりする店になっています。[5-6hrs]

The Trout オックスフォード、Godstow という小さな村にある川沿いのパブ。中州をはさんで反対側にはベネディクト派の僧院跡があります(というより、ここは当初僧院のゲストハウスとして建てられたらしい)。場所柄オックスフォードの学生が多いですが、川沿いの小道を散歩してやって来た家族の姿も見られました。ここら辺は、かのルイス・キャロルがアリス・リデル(『不思議の国のアリス』のモデル)姉妹に物語を語って聞かせた場所として有名です。[1hrs]


The Perch
Oxford、上の The Trout の下流1マイルほどの所にある茅葺き屋根のパブです。子供向けの遊び場が充実した中庭を抜けるとすぐテムズ河に出ますので、時間が許すなら、上の「鱒亭」まで散歩するのもよいでしょう。料理もおいしいパブですが、夏場は非常に混みあいますので、飲み物だけならともかくパブランチをねらう場合はその覚悟で。[1hrs]
Dartmoor Inn Dartmoor の真ん中ほどに建つイン。ダートムーアと言えば、荒涼とした原野に巨石が点在する英国らしからぬ風景をもつ場所で、シャーロック・ホームズの「バスカヴィル家の犬」の舞台にもなったところとして有名です。こうしたところでも、もちろんちゃんとパブもインも英国風のがあるわけですが...。[3 hours]
Warren house Postbridge という所にある高原のパブ。Dartmoor を横切る道路脇にポツンという感じであります。前庭のテーブルでビールを飲めば、羊とハリエニシダというダートムーアの典型的な風景が広がります。[3 hours]
Mansion House
レディングの Prospect Park 内にあるファミリー・ウェルカムのパブ。お屋敷を改装したもので、公園の名前通り見晴らしの丘の上にあります。パブの手前には古い時代の戦さ用の見張り台跡があり、公園の名前の由来となっているようです。往時には戦さの最中、重要な決定がこの屋敷で行われたのかも知れません。[10min]
The Ferry
オックスフォードは Bablockhythe という小さな村にあるイン。オックスフォードの西側コッツウォルズにはテムズ河の支流がいくつか流れ、その川沿いには雰囲気のあるパブがたくさんあります。このパブはキャラバンサイトの中にあり、夏にはにぎわいます。[40min]
Ye Olde Cockpit St.Albans 、ローマ時代の史跡公園の縁にあるパブ。「コックピット」というのは、この場合闘鶏場を指すようです。建物が11世紀、地下室の石組みの一部は8世紀に遡るという、現存するなかでは最も古いパブの一つです。すぐ近くにある聖堂も含め、町全体が見所です。[1h10min]

The Ferry Cookham にあるテムズ河沿いのパブ。クッカムは、古いパブや教会、ナショナル・トラストの物件などがある小さな町。「白鳥調べ」の場所として有名です。ご存じのように、テムズ河にたくさんいる白鳥は基本的には王室のものなのですが、染物業組合とワイン製造者組合には特別に白鳥が下賜されているのだそうです。うろ覚えですが、くちばしの所に目印がつけられ、片方だけだと染物組合、両方だとワイン製造者組合、何もないと王室のもの、と決まっているのだそうです。毎年7月、クッカムの川べりでこの印を調べるという行事があります。[30min]
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Misc
「ジェロームをおいかけて」
「パブ」に関する考察
Links
Pub World
London's Virtual Real Ale Pub Guide
Beer! Beer! Beer!
ヨーロッパ、ビール飲みの旅
こちらはベネルクス3国のビア・ガイド
英国パブでCHEERS!
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