平成13年度 静岡大学公開講座が終了

平成13年度の静大公開講座は、9月から11月にかけて以下の4会場で実施されました。
募集人員は昨年の実績から減少させ、50名とし、各会場毎に募集をしました。
静岡・沼津の両会場は昨年度を上回り定員をこえる参加がありましたが、
浜松・浜北の両会場については今年度も定員を下回りました。
全体の受講状況は以下のとおりです。

平成13年度公開講座受講状況

  浜松会場 清水会場   沼津会場  浜北会場 
期間(5回)  9/8〜10/20 9/1〜10/27 9/22〜11/3  10/6〜11/17  
会場 工学部佐鳴会館 市中央公民館 市民文化センター 市文化センター
実施時間 土・14:00〜 土・14:00〜 土・14:00〜 土・14:00〜
テーマ 人に優しい科学技術 静岡・清水平野の 静岡発の世界史 くらしを変える最先端
  歴史と文化  
募集者数 50 50 50 50
受講者数 23(-7) 62(+37)  53(+3) 23(-2)        
男/女比 12(-9)/11(+2) 38(+26)/24(+11) 29(+11)/24(-8) 12(-2)/11(+1)
平均年齢 59.8 63.1 63.8 59.1
居住地キョジュウチ市内シナイ市外シガイ 19/4 34/28 32/21 17/6
受講歴初回 3 23 8 6
〃2回目 3 6 8 8
〃3回目以上 11(回答16)         11(回答40)         13( 回答24)  2( 回答16) 
今後受講希望講座 先端4,生活密着3 歴史12,地域9 歴史9,地域5,心理学3 歴史5、時事問題4


次年度公開講座に向けての留意点
@希望講座ではどの会場でも他会場のテーマに関心がある人がいました。また、会場問わず自分たちの地域に対する関心が高く、それぞれの地域性を踏まえた上で、歴史・文化・経済についての講座を企画してほしいという意見が根強くありました。
A公開講座全体への意見としては、講義形式のものだけでなく、実技・実習的な要素を取り入れてほしいという要望が強く、また一般教養的なテーマだけでなく、仕事に役立つような専門的知識を習得するリカレント教育的な位置づけの講座を開講してほしいという要望がありました。
B受講者の居住地データをみると会場間に大きな差があり、特に市中心部から離れた浜松会場では市外からの受講者が極端に少なく、受講者層をひろげるためにはアクセスのよさに配慮して開講場所を決定する必要があることが示されました。

以上のような点を考慮して、平成14年度の静岡大学公開講座は、浜松会場はアクセスのよい「クリエイト浜松」とし、清水会場では実技・実習を取り入れた講座を、静岡会場でも、社会人のスキルアップを目指したリカレント教育的な要素も取り込んだ講座を企画しました。

平成14年度公開講座概要


大学開放新事業の継続
これまでの大学開放事業での反省を踏まえ、従来型の公開講座に加え受講料を取らない下記の2つの
大学開放講座を企画しましたが、今年度以降も規模を拡大して引き続き実施します。
@「きて見て静大」
 キャンパス内の教育研究施設を活用した公開セミナー。
こちらは平成12・13年度に2回にわたり『やきもの考古学』というテーマで開催し、好評を博しました。
第2回の様子
平成14年度は、静岡キャンパスだけでなく、浜松キャンパスでも映画をテーマにした事業を立ち上げる予定です。
A「しずだい"飛ぶ教室"」
 5回10時間という枠にこだわらず県内各地に飛ぶ出前講演会。
平成13年度秋期に大東町で2回にわたり開催しました。平成14年度は、町村を中心にニーズ調査をした上で新たな会場で開催する予定です。 しずだい・飛ぶ教室in大東町の様子