浜松会場

「人に優しい科学技術」
講座概要
前世紀は、科学技術の世紀と言っても良いであろう。ほとんどの機械がこの世紀に生まれ、完成していった。我々の生活は、飛躍的に豊かなものとなっていったが、20世紀も後半になり、効率一辺倒ではなく、その機械を操作する人間の存在、さらには人間もその一部である自然環境への配慮にも目が向けられるようになってきた。この講座は、健常者ばかりでなくすべての人々にとって快適であるべき町、より多くの人々が操作できる機械、患者の負担が少しでも軽くなるような医療を推進していくことが、21世紀の技術開発においてますます重要であることを考える。

講義題目/講師
9/8「バリアフリーの町をつくる」静岡文化芸術大学教授 迫田幸雄
9/22「眼球の動きをパソコンへ」工学部助教授 海老澤嘉伸
9/29「直接触らないで身体の温度分布を測る」電子工学研究所教授 杉浦敏文
10/6「福祉に生かす工学技術」工学部助教授 木村元彦
10/20「身体になじむ医用材料を求めて」工学部教授 山下光司

TOP