●市民の方からの日本画の寄贈
平成12年3月21日、静岡市の寺尾かつ子様から生涯学習教育研究センターへ絵画をご寄贈いただきました。「風韻」と題された日本画は、繊細な筆遣いと奥行きのある配色で、質感と情感にあふれた石垣が描かれています。
早速センター長室に飾らせていただきました。どうもありがとうございました。
生涯学習指導者研修事業の開催
今年度から実施することとなった事業で、静岡県公民館連絡協議会との共催事業で、公民館での生涯学習推進員や市町村の教育委員会で生涯学習事業を推進している職員を対象とした研修事業である。本学教官を講師とするほか、博物館、家庭教育には学外から講師を招請して実施した。
日 時:平成12年2月15日(火)〜16日(水)
場 所:静岡県立焼津青少年の家(焼津市石津2259-408)
研修内容:2月15日(火)13:00〜16:30
講義1.生涯学習社会の目指すもの
角替弘志氏(常葉学園大教授)
講義2.生涯学習と博物館
酒井一光氏(大阪市立博物館学芸員)
2月16日(水)8:20〜15:00
講義3.社会教育史からみた生涯学習
菅野文彦氏(静岡大学教育学部助教授)
講義4.科学教育と生涯学習
熊野善介氏(静岡大学教育学部助教授)
講義5.家庭教育と社会教育の推進
望月厚志氏(川村学園女子大学助教授)
参加者:県内公民館主事、教育委員会社会教育主事等50名
『学習ネットワークと生涯学習A』
静岡大学生涯学習教育研究センターでは、昨年の第1回に続き、今年度も下記の日程で「学習ネットワークと生涯学習」をテーマとした公開シンポジウムを開催いたしました。SCS(衛星回線を用いた遠隔会議システム)により他の研究機関と結ぶ公開シンポジウムで、会場だけでなく、福島大学、茨城大学、筑波大学、大分大学、宮崎大学、琉球大学、京都大学霊長類研究所からもSCSによる参加がありました。
現在、学習ネットワークづくりのための様々な実践・研究が行われていますが、生涯学習という、非常に多様な学習者の参加が見込まれるネットワークでは、ネットワークへの参加・利用の容易さ(アクセシビリティ)やインターフェースが大きな問題になってくると思われます。
ネットワークが本来目指すべき協同での学び・問題解決も、そうしたアクセシビリティによって大きく展開したり、逆に閉鎖的なものになったりするのかもしれません。本シンポジウムではそうした問題に焦点を当てながら、学習ネットワークと生涯学習について重要な知見・示唆を得ることができました。
○日時 平成12年1月17日(月)14:30〜17:00
○場所 静岡大学附属図書館6階SCS静岡メディアルーム
○主催 静岡大学生涯学習教育研究センター
○日程
T.事例報告
@「アクセシビリティの政治」
静岡県立大学国際関係学部教授
石川 准 氏
A「協同学習・協同問題解決のためのコンピュータ支援環境」
静岡大学教育学部附属教育実践総合センター助教授
村山 功 氏
B「福祉文化の創造と生活者の学び合い」
静岡県社会福祉人材センター部長
平田 厚 氏
U.パネル・ディスカッション
コーディネーター: 常葉学園大学教育学部教授
角替弘志 氏
お願い
生涯学習教育研究センターでは学内の公開講座実施情報をニュースレター「地域と大学」に掲載し、広報いたします。予定がありましたら、 FAX 054-238-4817、内線5101/5102、あるいはこちらまで、お寄せください。
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