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Mush-Room
文化菌類学会
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▼キノコの部屋へようこそ。
キノコとの出会いは、祖父母に連れられたキノコ狩りからでしょうか。籠に山ほど採ってきて、縁側の新聞紙に広げ、これは食べられる、それはおいしいぞ、おっとこれは毒キノコなどと選り分けていたのが面白くて。
私が好きだったのは、通称「ハリゴケ(新潟下越地方の呼び名?)」で、太めのハリのような、細いゴムの指サックのような、ムーミンに出てくるニョロニョロを小さくしたようなこのキノコで、炊き込みご飯を作るとたいそう美味でした(その後このキノコを見たことがない...)。
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売っているものを普通に調理して食べる以外、しばらくキノコからは遠ざかっていましたが、学生時代には毒キノコに興味を持ちました。即死するようなものではなく、神経性の、幻覚なんかを見てしまうヤツです(カスタネダ ['98.4.27没?]の影響なんかがあったのかもしれません...)。いろいろトライしてみましたが鮮やかな幻覚を見られたことはなく、下痢をしたり、ただまずかったりと戦果は芳しくありませんでした。唯一、道端に生えていたひょろ長いキノコを食べたときに、ひどく気分が悪くなったあと、見るものが青というか緑というかに染まってしまったことがある程度です。
ロンドンのハットフィールド・ゴルフクラブで林に打ち込んでボールを探しているとき、径が25cmほどもあるベニテングに遭遇し触手が動いたことがありましたが、今はもう家族がいる身、食べてみるなど危ないことはできません。それでも山道をドライブしたり、道端を歩いているとき、キョロキョロとキノコを探す癖は残っています。インターネット上でも随分本格的なキノコのページがありますね。
きのこのたはこと
〜菌類をめぐる私的考察〜
驪水虫の「決定的治療法」がかくも無数に存在する理由
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